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【風呂屋の女将はやっぱり風呂屋が好き!/第1回】第11回熱波甲子園(春)優勝!!秘話

愛知県西尾市にある癒しの里小京都の湯 女将(支配人)の高須です。

先日開催されました第11回熱波甲子園(春)で優勝!!!

第10回大会と2連覇をさせていただくことができました、ありがとうございます。

 

動画版熱波甲子園の精鋭達!

小京都の湯は第1回から熱波甲子園に参加させていただいており、昨年第10回大会で初めて優勝することができました。

2連覇がかかった今年の熱波甲子園は、過去に姉妹店である湯あそびひろば6.3の湯が2連覇を成し遂げていましたので、「このチャンスは二度と来ない!!」「負けるわけにはいかない」と初めから気合が入っていました。

しかしながら思いもよらないコロナウイルスの感染拡大で、温浴業態は休業要請対象となり、通常の熱波甲子園も形を変えて開催されることとなりました。

 

林さんから「熱波甲子園を動画版で開催します」と連絡をいただいた時、「え?!どういうこと??」…いつものことながら林さんの考えは斬新で、全く頭がついていきませんでした。

 

毎回、熱波甲子園に参加をさせていただく中で、小京都の湯は観客(お客様)と一緒に自分たちが一番楽しむ!をモットーに取り組んでいます。優勝を狙うというよりはサウナ王を唸らせたい、サウナ王特別賞が欲しい!そんな意気込みです(笑)

他の出場店舗は、タオル裁きの上手い店舗、風圧がある店舗、心地よい風の店舗…など様々なロウリュを披露してくれます。我々小京都の湯はそのどれも他店舗に勝る技量はなく、そこで勝負をしても勝ち目はないことをわかっています。だからこそ、観客(お客様)と一緒に自分たちが一番楽しむことが自然とモットーになっていった感じです。

 

「熱波甲子園は動画版で開催します」… 困りました。観客(お客様)がいない。

観客(お客様)と一緒に自分たちが一番楽しむ!ことが出来ない大会となってしまったのです。

 

サウナではロウリュの醍醐味「熱」「風」「香り」を体感することができますが、動画となるとどれも体感してもらうことが出来ない。悩みました。

ロウリュの醍醐味「熱」「風」「香り」を感じてもらうことが出来ないのなら、観て楽しい、参加したくなる熱波を届けられないだろうか?また悩みました。

 

そして舞い降りた「マイムマイム」。

小京都の湯には一方向を向いている浴室内サウナ以外に、岩盤浴内の円形ikiサウナがあり、フォークダンスでストーブの周りを回りながら、観客(お客様)を仰いだらどうかな?繰り返すうちに観客もノリノリになって楽しそうにしていたら、画面の向こうでも参加したくならないかな??とアイデアがどんどん膨らんでいきました。

 

「マイム」がヘブライ語で「水」なんてことご存じでした??

マイム・マイム・マイム・マイム 「水、水、水を」

ミィマイムベッサンソン 「水を汲むだろう」

マイム・マイム・マイム・マイム 「水、水、水を」

マイム・マイムベッサンソン 「救いの水を汲む」

伝説のマイムマイム!

これはロウリュと融合するしかないですよ!(笑)

 

結果、あの作品が完成したのです。↓↓↓

 

「マイムマイム」と言えば? やっぱり体育祭でしょ?!

体育祭は体操服で参加をしなくては!

現役高校生の体操服をスタッフからお借りして、赤白帽と靴下を調達して衣装に。体操服を着るような年齢ではないギャップが、楽しんでいただけた要素となっていたら嬉しく思います。そして若者らしくないハチ切れ感(笑)

 

動画を制作しながら、ニヤニヤしちゃうぐらいとっても楽しく、スタートからエンドロールの構成までこだわって作らせていただきました。

 

結局のところ、林編集長が「熱波甲子園は動画版で開催します」

あの一言が我々小京都の湯を優勝へと導いてくれたんだなと返還しなかった優勝ベルトを手にしながら、喜びを噛みしめています。

 

熱波甲子園は終わりましたが、辛い時、寂しい時、笑いが不足している時、

是非この動画をまた視聴していただきたいです。

 

高須 久美子プロフィール]

株式会社豊和 癒しの里小京都の湯 女将(支配人)。

LDHをこよなく愛し、趣味は美味しいものを食べる事。

【HP】https://www.show-kyoto.com
【Facebook】癒しの里 小京都の湯
【Twitter】@しょきょとん
【Instagram】@showkyoto_no_yu