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【チョメチョメと日本のサウナ/第1回】コロナ禍のサウナと俺達の健康についてまさかの発言に。

コロナ禍のサウナ施設売上は前年比2割~7割とかなりの幅がある。
けれどコロナ関係ないよーって店はないみたい。
そりゃそうですよね。どんな業界でもそうですよ。
サウナ施設と言っても、銭湯サウナからスーパー銭湯サウナ、またカプセル&サウナ、メンズサウナなど色々。
前にオンラインサウナサミットでもお話したけれど、私が居るおふろの国は土日祝は休館として、平日短縮時間で浴場だけ緊急事態宣言中も営業してました。
実は少しの間、緊急事態宣言中サウナも営業していたけれど、他店がお休みするにつれ、遠方からサウナーが集結してしまい、プチパニックになりサウナを閉めて浴場営業のみにしてました。
まぁそうですよね。普段と違う客層の方々が埼玉や東京千葉から。
そして日々ちょっと雰囲気の違うサウナーさんが増え続ける・・・店のルールも料金もスタッフも違うワケで、細かくトラブル。
スタッフも不安が大きくなり、サウナを閉じました。
平時なら大勢各地から来店されるのは、これ以上嬉しいことはないのですが。
これから社会はどうなっていくのだろうという不安もあったと思います。
サウナを「明日から閉鎖します」という告知ポスターを貼っているとき、常連の地元サウナーさんが「ねー、なんでサウナ閉めるの??俺達サウナで会話もしないし、サウナマットの上にしか座らないしさ。
(サウナマットを減らして、その上にしか座れないルールと会話禁止にしてました)
サウナ閉まられたらどこに行けばいいんだよ」と、何人もの方に言われ・・・電話では「俺達サウナに入ることで健康を維持しているのに、サウナを閉められたら調子悪くなるよ」というお言葉や、「で、いつからサウナ開けるの??」と連日の電話。
問い合わせは日々「サウナいつから??」というものです。
サウナブームという言葉以上に、地元の昔からの常連さんの体にサウナがなじみ、深く健康維持に関わっていることを知り、これから始まるコロナの世界とのバランスをどう考えてゆくのか、
悩ましいところですね。

[林 和俊プロフィール]

おふろの国店長・月刊サウナ温泉ブランチ代表、熱波甲子園を主催団体代表。
プロレスと宇宙とサウナの融合が人生テーマ。

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