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【アマビエ様直伝、玉川温泉の楽しみ方/第1回】アマビエ風呂レポート編

7月某日、埼玉県のほぼ中央にある「昭和レトロな温泉銭湯玉川温泉」がリニューアルオープンしたと聞き、訪れてみた。

外観は以前と変わっていない模様。リニューアルオープンらしく沢山のお祝いと七夕の笹の飾りがあり、華やかなお祝いムードに包まれていた。
館内に入ってみると随所にコロナ対策が取られていて、安心して過ごせる工夫がされており、これなら疫病も早々に退散するはず。。。

リニューアルしたのは「和の湯」と呼ばれる昔からある浴槽の方で、この日は女性風呂になっていた。
玉川温泉は週替わりで男女が入れ替わるスタイル、今はコロナ対策で下足キーとロッカーキーを交換するとのこと。

私(アマビエ)は女性のロッカーキーを渡されたので「和の湯」女性浴室へ。

廊下の赤い暖簾をくぐると脱衣室がすっかり綺麗になっていた。ドライヤーがある洗面台はカラフルなモザイクタイルになっていたり、壁紙にはモダンな和柄のアクセントがあり、ノスタルジックな雰囲気を醸し出している。

浴室も窓が大きくなり、開放的。
壁は黒を基調としたモザイクタイルで窓の外の緑が際立つ配色。
なんとも見事である。

玉川温泉

内湯では「アマビエ風呂」が開催されており、丸いヒノキの入浴木に私の姿を焼印で押してあるものが50個ほど浮いていた「私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ」と昔予言したが、うまい具合に考えているなぁと感心しつつ、体を洗いいざ入浴。

玉川温泉はph値10.1の高アルカリ性の単純温泉。
入った瞬間「ぬるっ」とした肌触りが特徴で、一瞬体を洗った石鹸が流し切れていないのかと感じるがこれは肌の表面の角質が溶けている証拠で、ぬるぬる加減も以前と変わらず相変わらずの良い泉質。

ヒノキの香りを楽しみながら、窓の外の緑の葉が揺れるのを眺めるのはなんとも贅沢な時間。

入浴木のヒノキは三重県の尾鷲の間伐材を使っていると他のお客様の会話が聞こえてきた。
三重と言ったら伊勢神宮。

私は神というより妖怪だが、コロナウィルスが蔓延している今、神も妖怪も人間も一丸となって疫病退散を願おうではないか。

ここ、ときがわ町は埼玉県のほぼ真ん中。
埼玉の中心から疫病退散を叫ぶ。。。いや、願う。

アマビエ風呂は7月12日(日)までの開催らしいが、売店ではアマビエ焼印の入浴木を販売しているとのこと。

1個購入し、自宅でも楽しんでみよう。

次回はおふろ上がりの玉川温泉の楽しみ方をレポートします。
お楽しみに♪

アマビエ