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【KGN機械室日記#77】エアコンを掃除してみる

保安庁
広い温浴施設内を快適に過ごすために必要なエアコン。

負荷を下げ熱効率を上げるために、日々のフィルター清掃に加え、毎年夏前にはエアコンの内部清掃を専門業者に委託しています。

熱交換器の目詰まりを解消し、ドレンが詰まらないように、またカビが付かないように内部を清潔に保つことは、夏を快適に過ごして頂く上でとても大切な作業です。

 

そんな作業を毎年見ていると、自分でもやってみたくなっちゃうのが悪いクセなもので、少しカビ臭さが気になっていた自宅のエアコン洗浄に挑戦してみました。

フィルターは元々こまめに清掃していたのでそこまでホコリの付着はありませんでした。

熱交換器もフィンの目詰まりはほとんどなく…。

よく覗き込んでみると、中にあるファンの羽にビッシリとカビが付着しているのがわかりました。

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自己責任とはいえ、不用意に分解するわけにもいかないので、下から綿棒を差して一枚一枚拭き取ってみます。

驚くほど真っ黒!

下から見上げながら首を痛めての作業も、これはこれで手応えが
あったのですが、試運転をしてみても劇的に臭いが消えることはありませんでした。

むしろ結果的にカビを巻き散らしたようで、余計臭いが気になってきたので、もうプロにお願いすることにしました。

 

プロはやはり手際がよく、養生の段取りや清掃グッズが素晴らしく、水受けのビニールはゴムバンドで密着できるようにしていたり、洗浄機用の水は容器を傾けてピッタリ吸い上げ切れる量を用意していたりと、細かいテクが見どころ満載です。

保安庁保安庁
私の見立てとやった箇所は概ね合っていたようですが、洗浄機で十分に洗い流すことと、仕上げに1時間暖房で乾かすことが足りていなかったようです。

 

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プロの仕事はさすがですね。

敬意をもって勉強させてもらいましたので、残りのエアコンは完璧に仕上げてみようと思います。

[オフロ保安庁長官 久下沼伊織 プロフィール]

温浴業界ナンバーワンの機械室テクニシャン。配管・バルブ・ろ過機等の
温浴配管愛に満ちている。生きる楽しみは「食う・寝る・(風呂に)浸かる」。
■ 2005年 大手フードチェーンを退職後、株式会社ミュー温浴事業部に入社。2か月で店長に。
■ 2010年 株式会社ミュー 統括支配人に就任し同社アミューズメント事業部を兼任。
■ 2012年 オフロ保安庁長官に就任。
■ 2013年 株式会社ミュー 取締役統括支配人に就任。
KGN@オフロ保安庁長官【farmer】