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【天然温泉平和島 小林三貴子のikiヒーターに焦がれて/第5回】

天然温泉平和島では、毎月第3水曜日に、プロ熱波師の井上勝正氏によるロウリュウイベントを開催しています。

井上氏は、私にとって検定講師であり、熱波師匠であり、人生の先輩であり、いろいろなことを学ばせていただいてます。

ある日、井上さんの指南で、Twitterを始めました。

すると・・あれよあれよという間に「サウナー」の知り合いとご縁が繋がりました。

また、いろいろなサウナイベントの募集も随時されています。

とある憧れのサウナの貸し切りデーに応募したところ、見事当選し、「15名女だらけのサウナ貸し切りイベント」に参加することになりました。

そのサウナこそ、ドラマ「サ道」で憧れていた主人公のホームサウナである、北欧です。

この北欧の貸し切りイベントに参加することで、さらなる私のサウナ熱が加速することになります。

小林三貴子(北欧)

北欧は、サウナがメインの温浴施設で、サウナも、水風呂も、外気浴も、同線もすべてがサウナ中心の素晴らしい施設です。

またその日は、アウフグースプロッフェショナルチームの4名による、華麗なアウフグースも開催されました。

北欧の貸し切り時間は、12:00-14:30に対して、12:30五塔熱子さん、13:00鈴木陸さん、13:30鮭山未菜美さん、14:00箸休めサトシさんと、4回も続けてアウフグースを受けることが出来ました。

私は、熱波師として常日頃ロウリュウイベントを行っていますが、アウフグースをこんなに沢山受けたり、観たりしたのは初めてでした。

 

まずは、五塔熱子さん!

実は熱子さんはサプライズゲストで、直前までいらっしゃるのを知りませんでした。

他の参加者の方々の喜びのテンションの上がり方をみて、本当に凄い方に当館のロウリュウイベントをお願いしているのだと思いました。

久しぶりに受ける熱子さんのアウフグースショーは、まさにネクストレベルへ進んでいました。

ノリの良いBGMに合わせて、舞うように放たれる強い風。

サ室の中で竜巻が起きるような、風のうねり。

全てに感動しました。

また、終了後には頭部に冷水をそそぐサービスまでしていただき、サービス精神の塊のような方だと思いました。

 

お次は、鈴木陸さん!

とても滑らかに、繋げるように、強風が繰り出されていきます。

こんなに、滑らかな動きから繰り出される風とは思えないような強風が吹き荒れます!

技と、技のつなぎ方もとてもスムーズで、色々な意味で目にも楽しいロウリュウでした。

 

お次は、鮭山未菜美さん♪

鮭山さんも、アウフグースと、熱波を混ぜたような仰ぎ方を繰り出します。

そして、この時初めて、鮭山さんおすすめのベリーのアロマ水を体感しました!

フレッシュで、さわやかな、ベリーのジャムを煮ている湯気を浴びているような、美味しい香りと、たくましい熱波に、一気に大ファンになりました!

 

最後は、箸休めサトシさんと、皆さんの、オールスターズ大共演でした!

箸休めさんのロウリュでは、タールの香りを使います、日本では、なじみのないタールですが、スモークされた花の香のような独特な香りで、木のサウナにとてもよく合います。

サトシさんのアウフグースは、高身長ならではの、蒸気が降ってくるような、激熱体験をすることが出来ます。

4者4様のアウフグースに、感動しっぱなしでした。

 

こんなに、素晴らしいアウフグースの後に、おこがましいようでしたが、私も少しだけ熱波をさせてもらえることになりました。

皆さんが、3セットかけて注いだアロマ水と同量を、一気にかけ、蒸気を落とすように、熱波を当てました。

私には、アウフグースの技術は皆無なので、蒸気に力を入れてみました。

 

さぁ、進化の時です。

私は、プロの熱波師さんに会うたびに、インスパイアされ、邁進してきました。

この北欧のアウフグースフルコース体感後、完全にあきらめがつきました(笑)

私は、アウフギーサーではなく、熱波師で行こう!と。

 

実は、8月に毎日やっていたスローリュのあと、「ぬるいのは好きではない」というお声が耳に届きました。

そして、いろいろ考えたすえにたどり着いたのが激熱スローリュです。

通常のスローリュでは、2杯×4セット、休憩、9杯、3杯とぬるいロウリュウをメインに計6セットのロウリュウをやります。

「激熱スローリュ」は、3セットです。

1セット目は、時間をかけて少しづつアロマ水をストーンに注ぎます。

時間をかけることで、皆さまの体感温度がじわりじわりと上がるのを待ちます。

大体ラドル1杯を15秒から20秒程かけて注ぎ、全9杯のアロマ水を3分程度かけて注いで行きます。

少しづつかけることで、ロウリュ(蒸気)を天井部に貯めることが出来ます。

それを攪拌せずに一気に上から落とします。

仰がれた方だけが激熱のロウリュに包まれて行きます。

次に、素早く5杯のアロマ水をかけます。

この時には、ゆっくりかけず、素早くかけることで一気に天井部にロウリュを貯めます。

そして、ローリングスチームウィンドでガツンと落とします。

この時の、皆さんの「くぅ~っ」という声がたまりません。

そして、熱さに下を向いた皆様に、下から吹き上げるような熱波を送ります。

最後は、また5杯かけます。

そして優しい風から徐々に強い風をあてていく、熱波フルコースを送ります。

たった3セットでも、終わるころには汗が噴き出して止まらなくなります。

 

日々、いろいろな熱波師の方と出会い、技を伝授していただく中で、まだまだロウリュウサウナでできることは無限大だと思います。

 

このあと、日々の努力が実るような出来事がありますが、その話はまた今度・・・♪

 

[天然温泉平和島 副支配人 小林 三貴子]

 

永遠の37歳(サウナー)

Twitter @sauna07679562

Instagram  tennenonsenheiwajima

HP https://www.heiwajima-onsen.jp