【サウナ伝道師なんちゃんの 駆け込みサウナはお止めください!/vol.2】どっちが現実?どっちが夢?
もう今年も2か月を切って肌寒くなってきました。
日も短くなってきて夕方になるともう真っ暗です。
私はそんなときにひとりで出歩いているとなんとなく寂しくて暗い気持ちになるのです。
仕事がうまくいかなかったり失敗してしまってどんより落ち込んだ気分になるとサウナで気分転換をされる方も多いと思います。
サウナ好きの方々はサウナでととのうと体が温まると気分も良くなって前向きになりますよね。
最近友人と夢を見ている自分と目覚めて現実に戻った自分はどっちが本当の自分なんだろうという話になりました。
荘子の「胡蝶の夢」という話があります。
夢の中で蝶としてひらひら飛んでいたところで目が覚めたが、自分は蝶になった夢をみていたのか、それとも今の自分は蝶である自分が見ている夢なのかという話。
悩んでいる状態が本来の自分なのか、サウナで気持ちよくご機嫌でいる状態が本来の自分なのか。
仕事でもプライベートでも問題が発生して解決できずに気持ちがどんよりしているとそこに意識が集中してしまってそのことで頭の中が占領されてしまいますよね。
問題が大きければ大きいほど人生の中心は悩んでいる時間になってしまいます。
実は私がサウナにハマるきっかけになったのが社会人2年目のパワハラによる睡眠障害。
そのときに考えたのがサウナに入ってご機嫌な時間を過ごしている時間が現実で、悩みの原因が発生している問題に向き合っている時間は夢みたいなものじゃないかと思うようにしたのです。
そう考えるとちょっとハッピーな気分になるなぁ。
いや、それはただの現実逃避ではないだろうか。
いやー、しんどい時ぐらいは現実逃避してもいいだろう。
「現実逃避」という言い方よりも「現実避難」のほうが聞こえがよいかもしれませんね。
そうやって脳を休めてあげると問題が解決できるようないいアイデアが出てくるかもしれませんよ。
サウナーのみなさんは普通の人よりもサウナに滞在している時間は長いと思います。
もっと突き詰めるとサウナ施設に住みたいと思ったことはあるはず。
某スーパー銭湯は年中無休で何時間いて〇円なので月間約〇〇円。
〇時から〇時まで夜中の仕事をすれば時給〇円で換算すると月収〇万円で国民年金と国民健康保険料がいくらで・・・あ、銭湯で生活できるやん!
とか考えたりしてました。
住民票登録はどうするねん、で頓挫しましたけど。
カプセルホテルがある施設だといろんなところを渡り歩いて生活できそうですね。
そうなるとご機嫌な時間が増えてハッピーな人生が送れそう。
私もそんな夢のような生活がしたいです。
いまコロナの影響で世の中の変化が激しくてストレスにさらされている方が多くなっていると思います。
こんなときこそサウナで気分転換してまたみんなで元気な社会を取り戻せるといいですね。
なんて言いながらとりとめのない話を無理やり着地させてみました。
今回はこのへんで。
[サウナ伝道師なんちゃん プロフィール]
関西でサウナ愛好会SAUNNERZ主宰。
「肉体と精神をととのえるサウナ伝道師」としてサウナの素晴らしさをSNSやインターネットラジオ出演で情報発信している。
リアルやオンラインの集会に参加しサウナー増殖活動を推進中。