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サウナよっ!温泉よっ!〜鬼塚 麻子(月刊サウナ編集長・デザイナー)〜

約15年程前になるだろうか。私と温浴施設との出会いは。田舎に暮らす祖母の手伝いの為、デザイナーの仕事を数ヶ月離れそろそろ暇を持て余していた頃だった。

その時の私はフードコーディネーターとWEBの学校に通っていた。
学びながらふと、実際にレストランで働く経験を持ちたくてはじめての日雇いバイトをする事にした。その店舗が、千葉県浦安市にある『スパ&ホテル舞浜ユーラシア』だった。
当時のマネージャーに感銘を受け日雇いバイトからそのまま働き続け、数年後社員にしてもらった。そして、舞浜ユーラシアの魅力でもあるおもてなしや温泉、サウナにどっぷりとハマる事となった。温泉ソムリエの資格を取得し、お客様にユーラシアの温泉の素晴らしさや施設の楽しみ方を伝える事で、笑顔になってもらえる瞬間が何よりも好きだった。
上司にも部下にも恵まれ私にとって最高の時間となり経験となった。

しかし、それを一瞬で壊したのが、あの2011年3月11日の東日本大震災だった。
今回のコロナウイルスはその時と似ていると感じる。
いや、それ以上かもしれない。じわりじわりと生活を締め上げてくるのは何とも嫌らしい。
そして、新しい生活を強要してくるのだ。

人は変われる、環境に慣れる事ができる。
この先数ヶ月後、新しい温浴施設のカタチが再構築され、その中で温泉やサウナが変わらず 人々を魅了し、身体を癒すオアシスとしてあり続けるだろう。
『月刊サウナ・温泉ブランチ』の制作を通して、応援し期待を持って見守っていきたい。

鬼塚 麻子

アトリエゼロ デザイナー、月刊サウナ編集長、カメラマン兼イラストレーター(温泉ソムリエ、熱波師検定B取得)
百貨店2店舗の専属デザイナーと出版社を経てスパ&ホテル舞浜ユーラシアの広報としてデザイン・販促・イベントや売店店長を担当。妊娠と同時に退社し、月刊サウナ・温泉ブランチの編集長に。今は二児の子育てに奮闘しながら月刊サウナを制作。