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WEBサイト「日刊サウナ・温泉ブランチ」が始まりました

2020年7月20日です。

 

ついに「日刊サウナ・温泉ブランチ」が始まりました。

 

「ついに」ってなんだよ!ってワンカップ片手に怒られそうですが、実はコロナ初期に制作契約をしながら一旦止めておりました。だってコロナですもの。

 

どうなるかわからない未知の世界の入口で戸惑ったわけです。

 

しかし、むしろコロナの世界において、WEBで毎日更新される「サウナ愛好者」「温浴施設スタッフ」「熱波師」「温浴関連業者」など、サウナや温泉を取り巻く人々が日々の思いや迷い、さらにサウナ愛に触れるサイトが必要と感じました。

 

それはTwitterなどでサウナを浴し欲する人達の想いを見てきましたし、私も営業短縮は土日祝日に外は快晴、しかし営業できぬという哀しみを知ってしまったからかもしれません。

 

私たちが温浴運営者目線で約9年前に創刊した「湯きちマガジン」は加盟店のPRフリーペーパーとして、「もっと温浴のスタッフは前へ出るべきだ!」という私の一方的な思いに共感いただいた温浴施設の社長や支配人にご協力いただき誕生することができました。

 

創刊当時おふろの国の施設スタッフとして思っていたのは(もちろんサウナブームの前、スーパー銭湯ブームのちょっと後?)どれだけ施設がメディアの取材を受けても、どんな面白いスタッフを取材時に取材者に紹介しても、すべて「設備しか」紹介されないのだということ。

 

実感として、温浴施設は運営者が変わると、同じ設備でもまったく雰囲気が変わり、お客さん目線でもわかるレベルなのに、設備しかメディアは紹介しないことを疑問に思っていました。

 

運営者の考え思いって運営に現れ、目に見えます。

 

それなのに、運営者が前に出てこない。クレームの時しか出てこない(そんなこともない)と思われてる。

 

私達は湯きちマガジンという媒体で施設の運営者スタッフをイベントや連載で紹介してきました。

 

温浴施設スタッフからスターを!という思いにつながり、各店舗の看板娘のグループ「OFR48」、日頃大変な熱波スタッフの全国大会「熱波甲子園」、業界で活躍した人または貢献された方を表彰する「日本サウナ大賞・おふろ大賞」など思いはさらに進化していきました。

 

 

 

 

 

 

自己紹介します。

 

2000年11月にオープンした神奈川県横浜市のおふろの国で2001年6月から働いております。私が見た求人誌はDODA。内容はヤシの木が左右に、真ん中におふろの国の建物、「ここまできたかおふろの国!」というフレーズ。もう何となく健康ランド的な施設?よくわからないけど。というノリで面接して今日に至ります。今思えば求人誌の担当者もどういう施設かわからなかったのでしょうね。

 

当時はとにかく「スーパー銭湯って何ですか?」という問い合わせばかりでした。

 

それから年月か経ち、コロナでサウナを閉鎖して、平日短縮、土日祝は休みという状況での問い合わせ電話は「サウナいつからやるの?」「サウナが悪いわけではない」「俺はサウナに入ってこそ健康なんだよ」というサウナ擁護派、または「小池知事はサウナ入らないんだよ。だからだよ」というもはや良くわからない電話もありました。

電話も含め、リアルでお会いするお客様にも「ここがサウナ閉めたらどこに行けばいいんだよ。まわりやってないじゃないか」というややお怒りの言葉もあり、サウナはもはや健康生命線の様相です。

 

しかし、私もわかるんです。深い眠りにつくにはサウナが必要だと。

 

水風呂に包まれたい。もし、WHOの議長がサウナ禁止などと言い出したら、熱い湯船で抗議運動をおこないましょう。熱い湯からの水風呂でも極まってしまいますが、(極る=ととのうを超越)あのサウナの深く濃く優しく包まれるあの感じには及びません。

 

 

今日から始まる「日刊サウナ・温泉ブランチ」の世界は、約30人の書き手の方々によって醸し出されます。毎月同じ日に同じ方が書かれます。

 

そしてその時々の時代の雰囲気で、言葉の数々も変わるでしょう。

毎日同じようにサウナ水風呂に入っても、同じ体感になることが稀なように、「日刊サウナ・温泉ブランチ」は日々新しいサウナ温泉愛によって芳醇な世界を日本の片隅から世界に発信し続けます。

 

 

*林和俊

おふろの国店長・月刊サウナ温泉ブランチ代表、熱波甲子園を主催団体代表。プロレスと宇宙とサウナの融合が人生テーマ。

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