【新橋アスティルサウナ屋 斉藤 英明コラム/第2回】コロナに負けられない
コロナ禍の中、暑い日が続きますね。
サウナ屋にとって、暑さがピークを迎えるこの時期は本来であれば「稼ぎ時」なんですが新橋アスティルは、7月末頃の新規感染者増や、東京都からのお酒類を提供するお店と全カラオケ店への営業時間短縮要請を受けての早帰り傾向で厳しい状態が続いております。
何か打開策はないかと皆で知恵を出し合うも、見えない敵コロナにはかなわず今出来る最善をと言うことで、お客様には引き続きご協力を頂き館内の消毒や三密の回避を行っております。
サウナ室内では、会話等をご遠慮頂き、ロウリュも静かに行っておりますがコロナを何処まで恐れるべきか、段々と分からなくなって来た私です。
国の感染症対策本部やその周囲からマスコミを通じで出てくる情報では指定分類を今の2類相当を5類にするとかで、そうなるとインフルエンザと一緒。
確かにインフルエンザでも日本をはじめ世界では沢山の方が毎年命を落されており大人でも掛かる方は去年も今年もと言う方もおられ、私の様に10数年掛からない人も沢山おられます。
手洗いやうがいを徹底し、咳が出る様な場合はマスク等をすることで十分に感染予防が出来ると言う事になるんでしょうね。
昨年の秋ごろには「今シーズンはインフルエンザが猛威を振るうかも」等の話も出ておりましたが、実際はコロナの予防対策も功を奏したとかでインフルエンザは流行しなかったという話でした。
あと一つ「免疫力のアップ」これも大切だという事ですね。
バランスの良い食事に十分な睡眠。
そして、サウナやお風呂を使っての身体を芯まで温める事での「温熱効果」これですよね。
あわせて、今年も8月に入ってから非常に多くなった「熱中症」。
これにもサウナは有効的だと思う私です。
汗をかく事により体温の調整を図る事の大切さ、もちろん小まめな水分補給も冷房の効いた部屋にいる事も必要ですが、人間クーラーでもある汗も有効です。
なので、暑くなる前から汗をかく練習をする「暑熱純化」これです。
地球温暖化からの異常気象、東京でも8月の35度を超える「猛暑日」が過去最高日数となる中、熱中症から身を守る手段の一つとして、汗かきましょう。
今回は、私が思うサウナの良さと申しますか、今サウナが出来る事を書いてみましたが
新橋アスティルだけでは無く、同業の温浴施設はもちろんですが、飲食業や宿泊関連
小売業や製造業等ごく一部を除き、売上の減少が起きており
それは本当に弊社の様な中小企業には死活問題です。
何とか経済を回し、以前の様な店の様子を取り戻さない限り何時か閉館する事になります。
装置産業であるサウナが生き残りをかけて出来る事は、箱や設備が有る以上お客様に来て頂く事しかありません。
アスティルは絶対に安全だから来てくださいとは言えませんし、呼べませんが最初に書いた通り、お客様にご協力頂き、今店として出来る事、対策は講じております。
ので、お客様も体調万全の上、どーか来て下さい行ってください。
そして、サウナや水風呂で「ととのって」下さい。
もちろん新橋アスティルでは無くても良いです。
何時ものホームサウナや気になっていたお店に足を運んで下さい。
出来たら、サウナに入ったことの無い様な方や、経験の少ない方にこれをお読みのサウナーの方々が、サウナの良さを今一度広げて頂けましたら幸いです。
お願いばかりで恐縮ですが、助けてください。