【新橋アスティルサウナ屋 支配人 小林 一樹コラム/第5回】大サウナ博の裏では
オアシスサウナアスティル支配人の小林と申します。
今回うちのボス(アスティル斉藤前支配人、現部長)に紹介され、寄稿させて頂く事になりました。
どうぞ宜しくお願い致します。
私は2003年オープンの年に入社し、昨年9月斉藤支配人から後を引き継ぎました。
支配人になって半年後、コロナに襲われ、順調に運営出来ていた店はボロボロになってしまいましたが、今は何とか生き残る為にあがいている所です(どこもそうだとは思いますが)。
大変な時代になってしまいましたが、皆様と一致団結して温浴業界を盛り上げ、かつて以上の隆盛を目指したいと勝手に思っている次第です。
業界を盛り上げると言えば、先日、横浜おふろの国で開催された「大サウナ博」に参加させて頂きました。
大サウナ博と熱波甲子園はほぼ毎回ボスにくっついて行って参加(見てるだけ)させて貰っています。
行く度にパワーアップしており、何だか良く分からないパワーを貰えるので結構楽しみにしているのです。
今回も箸休めさとしさんの息苦しい程の気合が入ったパフォーマンスやら大西一郎さんの不思議過ぎる空気のリサイタル、笑いの絶えない各賞授賞式。
そしてOFR48の可愛いらしくも癒されるライブパフォーマンスやカオス過ぎる「支配人カーニバル」、若狭隆子先生の冷え込む屋外特設リング上でのサウナヨガ(ウチでやってくれている内容最初から最後までほぼ全部やってた)等々。
美味しい豚汁も頂いて色んな意味でお腹いっぱいでした。
夜勤の時間が迫っていたので熱波道プロレス以降は観覧、参加かなわず、ボスを急がして(車で送らせた)帰らせて頂きましたが、実はその道中こんな事を言われたのです。
「次回から小林が(支配人カーニバルとか)参加な」
え・・・?
・・・あのカオスの中に私を?
「ボス、冗談ですよね?あんな奇人変じ・・・げふんげふん、個性的な方々の中に入っても私じゃ役不足ですよ!」
真面目でお堅い支配人で通そうと思っているのに。
大体いつもちょっと離れた所から生暖かい目で見ているのが好きなのに!
純粋に楽しめなくなってしまう!
「大丈夫、入っても遜色無いよ。合ってるよ」
なんて失礼なボスだ。
あんな・・・超個性的な人達と私を同じカテゴライズするとは。
なにを満面の笑みを浮かべているんですか。
「オレは今後出ないから。頼んだぞ“支配人”」
えー。決定ですか。
確かに会場に毎度来ているのに部長が「支配人カーニバル」に出て支配人がそれを観覧してるのは変と言えば変ですけど、誰も気にしないし、ネームバリューある方が良いでしょう。
ボスは確実にあの人らと同じ人種だし。
私を日の当たる所に引きだしてやろう(顔売らせてやろう)という気持ちも確かに感じますので有り難いですがボス、完全に面白がっている笑顔ですね、それ。
「はあ、分かりました」というしか無い私でした。
実は私は昨年まで副支配人として主に夜勤についていました。
昼は斉藤支配人(ボス)、夜間は私と勤務帯を基本分けており、ここ何年か同じ体制で仕事していて支配人となった今でも変わっていません。
今までは全てボスに任せっきりでしたので、コロナショックで現場の対応に追われて遅れていましたが、そろそろサウナスパ協会の勉強会等は行かせて貰おうかと思っていた所でした。
その辺も私の気持ちも汲んでくれたんだと思います。
きっと私は上司に恵まれているのでしょう。
あのカオスに放り込まれるとしても。
という訳で、次回また「大サウナ博」に参加される皆様、どうぞお手柔らかにお願い申し上げます。