【京が島天然温泉湯都里 関ラリ@勝三の サウナヨモヤマバナシ/第3回】実録!?台湾サウナ潜入ルポ 前編
『秋の日は釣瓶落とし』とはよく言いまして、最近はもっぱらと日が落ちるのが早くなりましたね。
まあ『釣瓶』なんていわれてもピンと来ないですから、『秋の日は垂直落下式DDT』と言った方が日刊サウナーには分かりやすいですかね。
こんな枕で入りながら、いつもように『旦那』『八』の『ヨモヤマバナシ』を始めようかと思いましたが、『そういえば去年の12月に台湾のサウナに行ったな』と思い出し、まわりにも『どうだった?』なんて聞いてくれる人もいなかったんで、せっかくだから日刊サウナで書いてみようかな?なんてところです。
おおっとまずい。
『このままの内容でいいんだろうか?こんな内容だと実話系かナックルズにしか載せられないぞ』と思いましたが、鬼塚編集長と宇藤さんよりGOを頂きましたので、『台湾サウナ潜入ルポ』として紹介致します。
但し、紹介内容には『たぶん、こうなんじゃないかなあ!?』とか『となりの人がこう言ってた気がする。』といった部分があると思って頂けたらと。
まずなんで台湾に行ったかといいますと、本社の創立50周年として社員旅行で『フィリピン/マクタン島』『フィリピン/セブ島』『台湾』と選らべ、『台湾にはサウナがある』と思い、やっぱり『スパ』ではなく『サウナ』を基準で選らんだわけです。
でも、この社員旅行では本社一同の旅行なんで、湯都里が所属する温浴事業部から台湾に参加したのは私だけ。
しかも滞在中は全部自由行動だけど、他部署に知り合いもいないから、ほぼ一人旅のバックパッカー状態。
いいんだよ。
所詮サウナーなんて孤独なもんさ。
なんて思いつつ周りの社員が夜のメイン観光地『九分』に仲良く出掛けるのを後目に見ながら、『日も暮れたし、絶好のサウナ日和じゃい』と意気揚々にしてフロントの女性スタッフに『ここのサウナに行きたいんだけど』と問合せるといぶかしい顔をされる。
『あれっ、日本語が通じないのかな?でもこの子は日本語が出来るので何でも聞いて下さいって言ってたけどな』と。
フロントがざわざわしだすと、奥の方からホテルマンとは様子が違う年配の男性がニヤニヤしながら片言の日本語単語で『タクシークル。コレヲミセル。OK。』と名刺も一緒に渡される。
その名刺は明らかに台湾カラオケの名刺。
なんのことやら。
まあタクシーも到着し、運転手にはサウナに行きたいことも伝わっているようだが、『ここよりもここがいいよ。』と、おっとこの運転手は日本語上手と思いながらも、まだ別のカラオケ店を勧める。
『だからあ、サウナに行きたいだって。台湾まで来て一人カラオケなんかしないよ』と言ってもニヤニヤされるだけ。
『もうこの辺だよ。』と辺りはキラキラとした夜市が見える。
せっかくだからサウナ前に夜市も行っとくのもいいだろうと、台湾名物のルーローハンともちもちとした汁麺の何かしらで腹ごしらえは完了し、いざサウナへ。
夜市からサウナへはタクシー運転手から聞いた道のりを徒歩で進む。
『あれっ、ちょっと雰囲気が変わったぞ』と感じながら目的のサウナに到着。
ここが台湾の代表的サウナの『金年華三温暖』か。
まわりに止まっている原付の密集度合いが実に台湾らしい。
まずは入り口で靴を脱ぎ、フロントで受付をする。
『えっ、下足番専用のスタッフがいる』これは川口市の今はなきサウナ店『ニューオークラ』を思い出す。
逃走防止策なのかと思ったが、革靴の場合は靴磨きサービスがあり、そのチップ目当てらしい。
スニーカーだからね。
料金は12時間滞在で600元(台湾ドル)だから日本円で2000円くらい。
深夜料金がかからないので、時間帯を考えれば日本よりちょっと安いくらいの相場。
受付をすませフロントから番号札のついたロッカーキーを渡される。
ここまでは日本と一緒。
『さて、俺のロッカーはどこかな』と探しているとロッカー前にも男性がおり、お前のロッカーはここだと案内され、服を脱ぎ荷物を入れてロッカーの鍵を閉めると、その男性が南京錠で私のロッカーを再度施錠する。
まさかのロッカー番か。これも逃走防止か!
それでは浴室に向かうと、タオルはフェイスタオルサイズのみだが浴室前に使い放題で設置。
歯ブラシ・T字カミソリ・ナイロンタオルと無料アメニティは充分。
但し、T字カミソリは使い捨てか?とちょっと疑いのあるクオリティ。
さあ、サウナの前には身体を清めてと洗い場に。
次回へ続く・・・
[関ラリ@勝三 プロフィール]
高崎 京ヶ島天然温泉 湯都里 勤務
CBとして後方で回りを見渡し、全体を統率するはずが自分で決めたがる闘莉王系副支配人
高崎 京ヶ島天然温泉 湯都里
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関越自動車道/高崎インター降りて1分
380台の大型無料駐車場もありアクセス抜群。
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