新年明けましておまでとうございます。
といってももう随分とたちますね。
今や緊急事態宣言真っ只中！！
去年の今頃に誰がこんなことを予想していましたか。
伊勢崎オートレース場内の予想屋『第２青ちゃん』でも
抑えにも入れてなかったでしょうね。

今、湯都里では様々な事情で熱波系イベントを中止しております。
こんなにも熱波ができないなんて、完封試合が続いて出番のない
中日・岩瀬の気持ちがわかります。
でも私の場合はブルペンにも入っていませんから。

しかし、熱波が長期間出来なかったことは３年前にもありました。
思い起こせば、引退もよぎったほどです。

ちょっとその当時のことを振り返りましょうかね。

３年前の８月、家族で草津に行ったときのことでした。
群馬の草津といえば、あの湯畑のイメージが思い浮かびますね。
この湯畑内にある立ち寄り湯として有名な『御座之湯』あり、
日本３大温泉薬師と呼ばれる『草津山　光泉寺』のとても長い階段が
湯畑・御座之湯の横に連なっております。

小雨が降っておりました。足元はビーチサンダル。そして石階段。
条件がそろいました。
そうです。
『蒲田行進曲』の『ヤス』ばりの階段落ちです。
あの狭い湯畑内に入り込んで来る救急車。
そして物珍しさを見る外国人観光客から沢山のシャッター音。
『俺、トレンドに上がっているのは・・・』

救急対応してくれた病院ではなく診療所。
まずはここでギブス処理。

草津町の診療所で応急処置をしてもらい、翌日は紹介状を持って近くの総合
病院に行きました。
先生が唖然な顔をしている。『あれっ！痛くないの？』
『凄く痛いですよ！』
先生がまさかと『だって外れているまま固定しているもの』
『えっ！！』
先ほどの写真を見て下さい。だいたい腕を骨折した時って腕を曲げて支え木か何かで固定してますよね。確かにまっすくだ！

ギブスを取って、もう一度レントゲンを撮ります。
『これはずいぶんとやっちゃってますね。』
『肘の怪我では全部です。』『珍しいから発表していいですか』

『混一、ダブ東、三暗刻、赤２とドラ４で数え役満です。』

手術は翌日に、肘にボルトの固定、腱移植等を行います。
ロングホーンを移植してくれたら１０００万パワーになったのに。

手術から約２週間後、抜糸を行うが縫い目がふさがらず膿が出ている。
『ああ、薄い方に来ちゃったか。』
『１％に満たない確率であるんだけど、術後感染症っていって内部から膿んでしまうことが』
『嶺上開花でした。』

ここから３週間の入院です。
今話題の感染症とは違い、傷口から悪い血を抜き取って、抗生剤の点滴を１日／６回、２０時間くらいかけてずっとです。

さすがにこの時は熱波引退を考えました。
でも今はご存じのとおりに！？懸命なリハビリで熱波師として復活しましたが
まさかまた熱波ができない時がくるとは・・・

林さんが安西先生に見えてきました。
『先生、熱波がしたいんです。』

［プロフィール］

高崎 京ヶ島天然温泉 湯都里　勤務
ＣBとして後方で回りを見渡し、全体を統率するはずが自分で決めたがる闘莉王系副支配人

高崎　京ヶ島天然温泉　湯都里
https://www.yu-tori.jp

関越自動車道/高崎インター降りて１分
380台の大型無料駐車場もありアクセス抜群。

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