【新谷タケローサウナ文化を発信する/7セット目】ヴィヒタで始める森林浴
ヴィヒタを、イベントやサウナ施設で見かける機会が増えましたね!
白樺やオークなど枝葉の束を漬け込んだバケツの水でロウリュして香りでリラックスしたり、サウナ内外でヴィヒタで身体を叩く(ウィスキングする)ことで血行を促進し肌の美容に用いたりと、自然をより密接に体感できる貴重なアイテムです。
フィンランド語のヴィヒタ(vihta)と聞く機会が多いですが、地域によって様々な呼ばれ方をしており、英語圏一般の呼び名は「サウナ用の小ぼうき」という意味合いのサウナウィスク(Sauna whisk)。
ロシア語ではサウナヴィエニク(sauna venik)と呼ばれます。
ヴィヒタは乾燥や冷凍で保存して通年使用しますが、収穫の春〜夏だけ出回る生葉のフレッシュヴィヒタは、青々しい香りや肌触りが格別です。
今年の夏は、長野・八ヶ岳の『ヴィヒタファクトリー9gatake』さんの協力を得て、地域で伐採が必要になった白樺の撤去作業をお手伝いし、幹・枝・葉を譲り受けてワゴンでおふろcafé utataneへ直送しました。
サウナコタやラウンジ装飾やヴィヒタづくり体験を通じて、五感で森と繋がってみてください。
協力 : ヴィヒタxファクトリー9gatake(ココノツガタケ)
Twitter… @9gatake
Instagram… 9gatake
[新谷タケロー プロフィール]
おふろcafé utatane 支配人。
ニート時代の2013年にフィンランドで偶然立ち寄った公共サウナに一目惚れし、温浴業界を志す。
さいたま市大宮の温浴施設「おふろcafé utatane」を半ば私物化し、サウナ・飲食・イベントで北欧化を進める。