【新谷タケローサウナ文化を発信する/9セット目】ととのい椅子、選びませんか?
サウナ室のセッティングや、水風呂の温度や深さや入る長さで好みが分かれるのと同じぐらい、 自分に合った休憩スペースを見つけることがとても大事です。
浴室内は場所によって気温、聞こえる音、照明の具合、椅子の座り心地など、千差万別です。
例えばおふろcafé utataneでは、自分だけの居場所を見つけられるよう、 常時5種類以上のととのい椅子をご用意しています。
包み込まれるような形の白い椅子は、 水風呂直後のととのいに じっくり浸りたいときにぴったり。
男性露天で空を眺められるインフィニティチェアは 人気過ぎて、何度も買い直して入れ替えています。
うたた寝するほどリラックスしたい方には ラタンベッドを。
サウナコタ前は、フィンランドの お喋り用スペースをイメージした簡易チェア。
その他に定番のカラン椅子や、 露天でオセロを楽しめるデスク椅子もあります。
施設によって椅子の選択肢が無い場合は、 例えばタオルで顔を覆って視界を遮るなど、 小物で環境を整える工夫もできます。
休憩の環境にこだわることで、 より一層サウナが好きになります。
[新谷タケロー プロフィール]
おふろcafé utatane 支配人。
ニート時代の2013年にフィンランドで偶然立ち寄った公共サウナに一目惚れし、温浴業界を志す。
さいたま市大宮の温浴施設「おふろcafé utatane」を半ば私物化し、サウナ・飲食・イベントで北欧化を進める。