サウナよっ!温泉よっ!〜杉作 J太郎(漫画家、タレント、映画監督、ラジオDJ)〜
サウナは出た後の食事も旨い。
日帰り温泉の場合は食堂を併設していることが多い。
サウナにしても食堂にしても現状はキビシイ状況だが気温、湿度の上昇によるウイルスの無力化、あるいは対処薬剤の完成の暁にはサウナに入って(その途中途中にがぶがぶ飲む水もおいしいが)出たあとの食事をたのしみたい。
水分補給という見地から麺類は手堅い。
私の場合、サウナの前にうどんやそばを食べることも多い。
うどんやそばを飲み物です、と言う気はないが、入浴中に空腹を感じるのが苦手なのだ。 世の中には空腹で快感を覚える人もいるようで、そういう人はダイエットが簡単に行えるだろう。
私は空腹が苦手である。
食糧物資の乏しい時代に生まれ育ったわけでもないが若い頃に貧乏な生活をしたせいかもしれない。
食いだめをしておきたいのだ。 ただ、食べすぎるとサウナはよくても水風呂、あるいは
熱い湯にはいったとき、水の圧力が大きくなった腹にのしかかってくる。
これは若干つらい。なので食べすぎないようにしたい。
いちど食べてたいへん美味だったのが胡瓜(きゅうり)丼である。おふろの国で開催した食事会のとき、
白いご飯に胡瓜の浅漬けを乗っけてみたらこれが信じられないほどに旨かった。
世の中、まだまだ旨いものはあると知ったわけだが、それもサウナの後だったからこそ。
最大の調味料がサウナであったことは間違いない。
杉作J太郎
Twitter @OTOKONOHAKABA
愛媛県松山市出身「男の墓場プロダクション」代表であり、漫画家、タレント、映画監督など数多くの肩書を持つ。
サウナ愛好家として、サウナイベントにも出演。サウナで見たいテレビ番組は女子ゴルフ。現在、南海放送でラジオ生ワイド番組「どっきりナイト3&S」で人気DJ。