【サウナ活動家やのしんの脳汁トロトロ/第5回】辛い料理はなぜサウナに合うのか
皆さんにとって、サウナ上がりに食べたくなるものって何ですか?
僕は「辛い料理」がめっちゃ食べたくなります。
カレーとか、麻婆豆腐とか、酸辣湯麺とか。
僕の周りでも、サウナ後に辛いものを欲する人の割合は多いんです。
だから何か理由があるんじゃないかと思うんです。
というわけで今回は「それは何でだろう?」という疑問を自分なりに考えてみます。
僕がこれじゃないかと睨んでいるのは「自律神経ととのう説」です。
まず自律神経について軽く説明しておくと、心身のバランスを司るのが自律神経で、そのうちヤル気を引き出すものが交感神経、リラックスをもたらすものが副交感神経と呼ばれています。
この二つは天秤みたいな関係で、どちらかが優位になるともう片方はおとなしくなるという性質があります。
心身のバランスを保つうえで大切なのは、この二つが状況に応じて優位になったりそうでなくなったりがスムーズに切り替わることです。
ずっと交感神経が優位でも体が休めなくなってガタが来るし、ずっと副交感神経が優位でも活力が生まれなくて動けなくなっちゃうとか、そういう感じなんです。
でも昨今のストレス社会だと、体がその切り替え方を忘れてしまいがちになっているんですね。
そこでサウナが一役買うことになるのですが、「サウナ→水風呂→休憩」という流れにおいて、サウナと水風呂では熱さと冷たさとの刺激から強制的に交感神経が優位になって、そこから解放されて心地よく休憩しているときは副交感神経が優位になるんです。
つまり、サウナは体が忘れがちな自律神経のスイッチングを強制的に思い出させてくれる効果があるのです。
「で、それと辛い料理の関係は何なの?」とお思いでしょう。
僕はですね、体は「交感神経と副交感神経が強制的に何度も切り替えられること」を欲しているんじゃないかと思うんです。
サウナ・水風呂で交感神経が優位となって、休憩で副交感神経が優位となると先ほど説明しました。
じゃあ辛いものを食べるとどうなるのか。
お察し頂けてると思いますが、「交感神経が優位になる」んです。
最後の休憩で副交感神経が優位になった状態で食堂にいくわけですから、辛い料理を食べることで交感神経優位への強制スイッチングが働くわけです。
それ故に体が喜んで心地よさを感じるのではないかと思うのです。
あくまで個人的な推測ですけど。
その理屈でいくと、レモンサワーの酸っぱさとかも同じかもしれませんね。
まぁ、極論いえばサウナ後は何食べても美味しいんですけど、どれがベストかなって自分なりに探究してみるのも面白いですよ。
もし考えたことがなかった方はぜひこの機会に思い返してみてください。
[やのしんプロフィール]
サウナ活動家。サウナブログ『ザっくりととのうサウナ入門』や、サウナ・銭湯関連のトークイベントや交流会を運営。今まで100軒以上のサウナ施設を訪問。本業はシステム開発会社の営業。
1986年生れ、静岡市出身、川崎市在住。趣味/興味はプロ野球、落語、お笑い、珈琲、死生学、昼寝。