TwitterFacebookはてなブックマーク

【天然温泉平和島 小林三貴子のikiヒーターに焦がれて/第10回】

こんにちは!天然温泉平和島 副支配人 スローリュ小林こと、小林 三貴子です。

 

皆さん、Vihta(ヴィヒタ) はご存知ですか?ヴィヒタとは、白樺の枝を束ねたもので、本場フィンランドのサウナや、ロシアのヴァーニャ(サウナ)などで使用されます。
香り高く、ウィスキングといって全身を叩くように使ったり、香りを楽しんだりします。
私は、高校生の時にロシアのハバロフスクに市の親善大使として訪れたことがあり、そこでヴィヒタによるウィスキングを体験した事があります。
大自然の中、テントとロッジを使用して滞在した茶色い川べりのキャンプ場は、トイレは無いのにサウナはある・・・そんな環境でした。
添乗員の現地スタッフの方が、森からおもむろにとってきた葉っぱを束ねて、サウナの中でバシバシ叩いてきました。汗と葉まみれになり、茶色い川に飛び込む。日本でいう風呂の位置づけにしては、体がキレイになった感覚は皆無、その時は、サウナの良さにも気付いておらず、「なんだ!この、バシバシ叩かれる屈辱的な感覚は?しかも逆に汚れたわ!」と思春期らしい感想だったのを覚えています。

 

以前、箸休めサトシさんのロウリュを受けた時に、Vihta(ヴィヒタ)を使用されていていました。
コロナ禍なので、ウィスキングはありませんが、Vihta で冷水を飛ばしてくれ、とても盛り上がりますし、目にも可愛かったです。
天然温泉平和島でもイベントに使用するために「Vihta Japan」さんから購入することにしました。
「Vihta Japan」さんでは、1本からヴィヒタを購入することが出来ます。個人で購入したい方にもおススメです。
「Vihta Japan」さんのVihta は、しっかりと麻紐で束ねられていて、水に浸けてもほぐれたりしません。握りやすく、初めて購入される方にはピッタリだと思います。
もちろん、数時間お水に浸してからご自分の身体を叩くのもいいですし、お風呂場やお部屋のインテリアとしてぶら下げて、時々霧吹きでお水をかけてあげることで香りを楽しむのも良いと思います。
天然温泉平和島でも、Vihta を使用したイベントをやりたいと思いました、コロナ禍である事を鑑み、アロマ水だけを使用する事にしました。
1日バケツのお水にVihta を漬けておくと、うっすら緑がかった茶色のようなVihit水を抽出することが出来ます。
それでロウリュウをすると、目をつぶればまさに森林浴!という香りを楽しむことが出来ます!
もし、これからイベントを行うようでしたら、網などで細かい葉は、濾してから使用する事をおススメします。
細かい葉が、ストーンに付くと焦げてスモーキーさが増します。それも、醍醐味なのですが目がシパシパするような香りを苦手に感じる方もいらっしゃいました。

 

天然温泉平和島のロウリュウサウナは、50度台です。
ぬるいロウリュウを長くやることもできますし、アロマ水を沢山入れれば、体感は90度!という激熱空間を作ることも可能です。
アロマを工夫したり、アロマ水のかけ方を変えたり、出来るイベントは無限大です。
お電話でのお問い合わせで、ロウリュは、岩盤浴でしかやらないですか?浴室の高温サウナでやらないのですか?というお声いただくこともあります。
50度のサウナでも、90度越えの体感を提供することが出来ます。ぜひ食わず嫌いをせずに、一度お越しください。後悔させない滝汗体験をお届け致します。
当館のロウリュウイベントで、おそらく一番熱いのは第三水曜日に行われる井上勝正氏のイベントです。どうしても熱さを求めたい方は、ぜひ狙ってお越しください。
井上勝正さんのロウリュは、部厚い層となり皆さんを包み込みます。ぜひサウナハットを着用して受けることをおすすめします。天然温泉平和島の売店では、サウナハットをお手軽な980円から、4000円まで3種類取り扱っています。現物を見てから購入したい方におススメです。

小林 三貴子

中でもおススメなのは、熱波師のオルカ宇藤さんによる手作りサウナハットです。こだわりの丸繊の厚手のタオルを二重に重ねることで断熱効果に優れ、洗濯機で洗えるのも日本の気候に適しています。

小林 三貴子

オルカ宇藤さん納品

 

私も、オルカ宇藤さんのサウナハットを被ってイベントを行っていますが、サウナに長く入れるようになりました。やはり、のぼせやすい頭を守ることでゆっくり身体が温まるので、サウナに入る事が楽になります。また、熱さを感じやすい耳を守ることで、心地よく熱を体感することが出来ます。

小林 三貴子

三種の神器

 

サ道をきっかけに、サウナやロウリュウを好む方が増えました。サウナハット、サウナマット、推しメン熱波師等、知れば知るほど楽しくなります。
以前は、いろいろなサウナに行くという感覚がありませんでしたが、いろいろなサウナに出会うと自分の好みも見えてきて、とても楽しいサウナライフを過ごすことが出来ます。また、いろいろなサウナに出会うことで、自分をそのサウナに寄せることが出来るようになります。ここは、水風呂が無いから、水シャワーを浴びよう!とか、サウナがドライだから自分のタオルを濡らして、口を覆って入ろう!とか、〇〇が無いから楽しめない。と思うのではなく、ここならこんなととのい方をしてみよう!と工夫するのも面白いです。
皆さんのサウナライフがより快適になりますように。

今日はここまで・・・

 


【第1回】小林三貴子のikiヒーターに焦がれて
【第2回】小林三貴子のikiヒーターに焦がれて
【第3回】小林三貴子のikiヒーターに焦がれて
【第4回】小林三貴子のikiヒーターに焦がれて
【第5回】小林三貴子のikiヒーターに焦がれて
【第6回】小林三貴子のikiヒーターに焦がれて
【第7回】小林三貴子のikiヒーターに焦がれて
【第8回】小林三貴子のikiヒーターに焦がれて
【第9回】小林三貴子のikiヒーターに焦がれて


[天然温泉平和島 副支配人 小林 三貴子]

 

永遠の37歳(サウナー)

Twitter @sauna07679562

Instagram  tennenonsenheiwajima

HP https://www.heiwajima-onsen.jp